証人尋問の重要性

刑事裁判においては,罪を認めている自白事件においても,罪を争っている否認事件においても,
被告人,証人,情状証人についての尋問が極めて重要です。
民事事件の場合は,証人尋問はすべての事件で行われるわけではありませんので,
その重要性は低くみられがちですが,
逆に,証人尋問まで行くということは,事実関係などに争いがあるため,
極めて重要性が高いともいえます。

弁護士の中には,証人尋問の案を事件を担当する事務員に考えさせる人がいるということも聞いたことがありますが,
証人尋問は,極めて特殊な専門的技術が必要になりますので,訓練を受けていない事務員が考えられるとは思えません。

特に,緊張などでうまく答えられない依頼者や敵対する証人などでは,
証言の状況や表情などをみて尋問をしなければならないため,
用意した尋問事項はあくまで「案」であり,当日現場で聞くか聞かないかを瞬時に判断しなければなりません。
研修で
 「聞くか,聞かざるか,それが問題だ」と言っていた弁護士がいますが,
まさに正論だと思います。

そのため,詳細な尋問事項を用意して,それをただただ読み上げるだけの弁護士がいれば,
もしかしたら,それは注意が必要かもしれません。
もっとも,なんらの準備をしないで,だらだらと,まとまりがなく聞けば良いというものでもないため,
十尾は周到にする必要があります。
このさじ加減が重要であり,弁護士の腕の見せ所になります。

証人尋問が必要な事件のご相談は,弁護士法人心岐阜駅法律事務所までお問い合わせください。publicdomainq-0019201gzk

Notice: This work is licensed under a BY-NC-SA. Permalink: 証人尋問の重要性