月別アーカイブ: 2018年 5月

国選弁護人の対象事件の拡大

来月の1日,すなわち平成30年6月1日から,

国選弁護人の対象事件が拡大されます。

これまでは,被疑者段階では,

長期3年以上の刑で勾留されている被疑者が対象でした。

言い換えると,勾留されている被疑者でも,

長期3年未満の罪の場合は,国選弁護人を選任してもらうことは出来ませんでした。

そのため,私選弁護人(日弁連の被疑者援助事業を含む)を選任しなければ,

被疑者段階で刑事弁護を受けることは出来ませんでした。

しかし,法律が改正され,被疑者勾留されている全事件が国選弁護人の対象事件となりました。

そのため,資力要検討をクリアすれば,被疑者勾留段階ですべての被疑者に国選弁護人を付することが出来ます。

もっとも,私選弁護人の優位性は代わりません。

特に,逮捕直後の弁護活動や在宅事件での弁護活動は,依然として国選弁護人は選任されませんので,

私選弁護人(当番弁護や被疑者援助の利用を含む)を選任しなければ,適切な防御活動が出来ない可能性が高いです。

 

弁護士法人心では,国選弁護人としても活動も行っていますが,

より早期からの弁護活動を提供していきたいと考えております。

刑事弁護でお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

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逮捕,勾留中の被疑者との面会について

ご家族やご友人が逮捕されて警察に留置されている場合,

いち早く面会をしたいと考える方が多いです。

しかし,逮捕直後は,弁護士以外は警察などの許可がなければ

原則として面会をすることが出来ません。

その後,勾留になると,接見禁止処分が付されない限り,

ご家族なども面会が出来るようになります。

しかし,ご家族の面会については,警察官の立ち会いの下行われ,

刑事事件に関する話などは原則として出来ません。

これは,面会中に証拠隠滅等の指示がなされないようにするためです。

その他,面会時間は1回15分程度に限られますし,

1人の被疑者に対する1日の面会できる人数等も制限があります。

あるいは,取り調べをしていたり,実況見分などで外出していたりする場合も

面会が出来ません。

面会が可能な時間は,平日の午後4時くらいまでが多いです。

そして,警察署によっては,面会室が1つしかないところもあり,

順番待ちをしなければならないこともあります。

一方,弁護士は,逮捕直後から面会が出来ますし,

当然,事件の内容も話を聞くことが出来ますし,

警察官の立ち会いもなく,時間制限もありません。

面会は,土日や夜もすることが出来ます。

家族が逮捕され,どのような状況か知りたいときには,

ご家族が面会することも重要ですが,

是非早く弁護士に面会するように手配をすることも重要です。

働き方改革

国会でも,働き方改革が叫ばれ,法改正を試みようとしていますが,

働き方というか,労働をどう管理するのかというのはとても難しいなと常に感じます。

そもそも,労働を人生のすべてだ,プライベートもすべて仕事でベストを尽くすためにつかんだ!

と言うような人から,

労働はあくまで必要なお金を稼ぐための手段に過ぎない,とか

なるべく楽して,できれば労働せずに稼ぎたい

と言うような人もいます。

あるいは,家庭に居場所がなく,友人や趣味もないため,休日に暇つぶしに事務所に来ている人もいます。

そのような違いの中で,一律に労働を管理するというのは,

仕事の能力のさも相まって,非常に難しいと思います。

これに加えて,人事評価制度をどうするか,給料は?賞与は?と考えると,非常に複雑な問題ともなります。

弁護士や社会保険労務士,あるいは人事コンサルタントというのは,

このあたりを現状の法規制の枠内で解決・改善するアドバイスも行います。

あるいは,未払い残業代の争いや解雇の争いなども弁護士はご相談に乗らせていただきます。

もちろん,多くの人が気持ちよく働けるような社会にするために,

国会議員などにもがんばってもらいたいですが,

実際にそれを運用すること,

そしてなにより,一人一人の働き方への自覚が重要ですね。

ゴールデンウィーク

弁護士法人心岐阜駅法律事務所では,4月末に続き

平成30年5月3日木曜日 憲法記念日

平成30年5月4日金曜日 みどりの日

平成30年5月5日土曜日 こどもの日

平成30年5月6日日曜日

について,お休みをいただきます。

これらの日については,新規の受付もお休みしておりますので,

刑事事件,債務整理,交通事故等のご相談については,

平成30年5月7日月曜日 午前9時以降にお電話をいただければと思います。

メールやウェブサイトからのお問い合わせについても,

ご回答は平成30年5月7日月曜日以降になりますので,ご注意をください。

 

ゴールデンウィークに刑事事件を起こしてしまい,逮捕,勾留をされてしまった場合は,

弁護士会で,当番弁護と国選弁護人が名簿順に待機をしておりますので,そちらもご利用ください。

特に,当番弁護は,逮捕直後にも要請ができ,1回無料で法律相談をするものであり,

必ずしもその弁護士が国選弁護人になるわけではありませんので,

私選弁護人を家族に選んでもらいたいけれども,まずはアドバイスがほしい

と言った要請にも応えることが出来ます。

そして,初動できちんとした対応をとり,改めて弁護士を探して,刑事事件に取り組むと言うことも可能です。