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外国語が書かれた書籍等の差し入れについて

刑事事件を起こしたり,その疑いをかけられたりして,
警察に逮捕され,勾留された場合,釈放まで,拘置所や警察の留置場で過ごさなくてはなりません。
その際,下着など様々なものを,拘禁目的に反しない限りで差し入れをすることができます。
書籍や雑誌も可能です。
書籍や雑誌について,外国語で書かれたものについても,一般に公刊されているものであれば,
多くの場合で差し入れをすることができます。
聖書なども同様です。
手紙の場合は,接見等禁止処分が付されていると差し入れをすることができません。
接見等禁止処分が付されていないとしても,外国語の場合は,翻訳が付されていないと差し入れができない場合があります。
被疑者から家族への宅下げも同様です。
少数言語でない場合は,翻訳料を支払えれば,翻訳をしてもらえる場合もあります。
また,大使館等への連絡の場合は補助がある場合もあります。
もちろん,日本語の場合と同様に罪証隠滅のおそれがある場合などには再入れ・宅下げは許されません。
接見等禁止処分が付されている場合に,被害者宛の謝罪文を弁護士経由で渡すことの可否は,警察と弁護士の間で見解が異なる場合もあります。
ただし,示談交渉に必要であるので,被害者に渡すことができるよう方策を尽くすことになります。