月別アーカイブ: 2019年 8月

下着の差入れ

逮捕・勾留されると,一定期間,警察や拘置所の留置場で生活をしなければなりません。
その際の衣服について,手持ちがなければ,留置施設が貸し出しをしてくれますが,
差し入れをすることもできます。
しかし,差し入れについては,各都道府県の警察によって,取扱の運用が異なりますし,
拘置所も警察とは異なります。
そのため,警察では差し入れできるけれども,拘置所では差し入れできないとか,
愛知県警では差し入れできるけれども,岐阜県警では差し入れできないなどの事態が起こります。
弁護士も,家族に頼まれて差し入れをすることがありますが,毎回,悩む物品がいくつかあります。

下着については(下着に限らずですが),
装飾品の付いたものは基本的に差し入れできません。
ちょっとしたリボンなどがあっても一律断られることもあります。

女性では,ブラジャーは差し入れできません。
タオルなどと同様,自傷行為に使われるおそれがあるからとされています。

実は,パッド付きのTシャツについても,留置施設の中での使用は認めていない警察が多いです。
その理由は明らかではありませんが,通達で禁止されているようです。
ただし,一部の警察署では,留置施設の外に出る場合,
例えば,実況見分であるとか,裁判への出頭の際には,使用を認めているため,
差入れ自体はできるというところもあります。
一方,一律差入れも認めず,留置施設の外に出る場合は,ブラジャーを貸し出すといった警察もあります。

弁護士としては,留置施設内での自傷行為等を防ぐ必要があることは認めますが,
パッド付きのシャツをはじめ,全く関係のないものまで禁止している警察などが多いなと言う印象です。

警察に家族が逮捕されてしまって,弁護を依頼したいという方は,お気軽に弁護士法人心までお問い合わせください。publicdomainq-0011833czr (1)