改正刑訴法の施行

本日,改正刑訴法の施行があり,
証拠の開示制度の拡充が行なわれ,
証拠の一覧表の交付や公判前整理手続の請求権が与えられるなど,
重要な改正が施行されます。

岐阜でも運用が行なわれていきますので,
詳しい内容は,弁護士にお尋ねください。

裁判傍聴

裁判は,刑事事件,民事事件を問わず,傍聴をすることができます。
予約などは不要であるため,直接裁判所に行ってください。

岐阜地方裁判所では,入口のすぐ近くのカウンターに開廷表が載っていますし,
刑事事件の裁判員裁判では,ホームページにも案内が出ています。

興味のある方は,是非一度裁判傍聴に行ってみてはいかがでしょうか。

供述をするかどうか

取調べを受けると,警察官から事件について聞かれます。
警察は,事件の真相を解明し,証拠を収集するのが仕事なので,
なんとか話を聞き出そうとします。
一方で,被疑者・被告人には黙秘権があります。

では,取調べの際には供述をすべきなのでしょうか。

難しい問題ですが,起訴,つまり裁判になる確率が高い場合には,
裁判所で直接言い分を正確に話すほうが良いという考え方から,
取調べに対しては,黙秘権を行使するという考え方が強まってきています。
もちろん,さまざまな事情から判断しますが,
供述をすれば不利な証拠になる可能性もあることから,慎重な判断が求められます。

岐阜県で刑事弁護の必要がある方は,是非一度お問い合わせください。

逮捕後の面会

ご家族やご友人が逮捕された場合,
面会を希望することになりますが,
まず,逮捕の段階では,弁護士以外との面会は原則できず,
勾留の裁判(ただし接見禁止がつかないことが必要)の後になります。

また,面会の時間や差し入れできる内容は,警察署により若干異なります。
同じ岐阜県警であっても異なりますので,かならずお問い合わせをいただいてから
面会に向かうようにして下さい。

勾留中の差し入れについて

ご家族などが逮捕されたとき,留置施設に差し入れをすることができますが,
差し入れできないものの代表として,
・薬
・食べ物
・ひもでウエストを絞るジャージやスエット
があります。
特に細長いものについては自傷行為の危険があるとして差し入れられません。
ただし,フェイスタオルは細長くても入りますが,ハンドタオルは入らないなど,
細かい慣例もありますので,
差し入れをする際は,警察や拘置支所にお問い合わせ下さい。

なお,差し入れの基準は一般の方と弁護士では異なりません。

保釈が認められなかった場合

保釈請求が却下となった場合,
準抗告をすることによって,判断が変わる可能性があります。
最初の保釈請求は裁判官が1人で判断しますが,
準抗告は裁判官の合議(3人)で判断されるので,より慎重な判断が出されます。
また,最初の保釈請求の際に検察官から出された意見を見てからの準抗告になるので,
より具体的な主張ができます。

岐阜県で保釈をご検討の際には,一度弁護士にご相談ください。

裁量保釈の考慮要素の明文化

刑事事件で,逮捕,勾留後に起訴された場合,保釈の請求をすることができます。
保釈には権利保釈と裁量保釈がありますが,今回,裁量保釈を認めるか否かを検討する際の
考慮要素が刑事訴訟法に明文化されることになりました。

具体的には,
「保釈された場合に被告人が逃亡し又は罪証を隠滅するおそれの程度のほか,身体の拘束の継続により被告人が受ける健康上,経済上,社会生活上又は防御の準備上の不利益の程度その他の事情を考慮し」
との文言が追加されました。

保釈をする際には,これらに当てはまる事情を主張していくことになります。

ジュニアロースクール

今年も,朝日大学において,ジュニアロースクールが開催されました。
今年は,刑事裁判を体験してもらい,
被告人が犯人なのか無実なのかを中学生にディスカッションしてもらいました。
岐阜県弁護士会の法教育委員会の委員総出で行っているイベントですが,
喜んでいただけたみたいでとても良かったです。

刑事訴訟法の改正

刑事訴訟法が改正され,順次施行されています。
6月,7月は一部執行猶予制度の判決が出はじめ,分析や対応に追われています。

特に薬物事犯では一部執行猶予の可能性が高いので,
該当される方は,弁護士にご確認ください。

今年度の刑事弁護経験交流集会

弁護士会では,様々な研修をおこなっています。
中部地区の弁護士会の会員が集まって,毎年,刑事弁護の研修を行っていますが,
今年度は岐阜県弁護士会の担当です。
テーマは交通事件を扱う予定です。
弁護士の方は楽しみにしていてください。

また,交通事件の弁護活動が必要な方もお気軽にお問い合わせください。