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弁護士費用の考え方
1 弁護士を選ぶ際のポイントの一つ
法律に関連する問題でお困りの際の選択肢の一つとして、弁護士に相談・依頼をすることが挙げられます。
弁護士を選ぶ際には、自身の相談内容を得意としているのか、事務所へのアクセスはしやすいのかなど、弁護士選びのポイントがいくつかあります。
そのような弁護士を選ぶポイントの一つとして、弁護士費用は重要なものであると思われます。
なぜなら、弁護士費用は一律で決められているわけではないためです。
弁護士事務所がそれぞれ自由に報酬を設定しているため、どの事務所に依頼するのかによって、弁護士費用がいくらかかるのかが異なります。
2 弁護士費用の種類
弁護士費用には、大きく分けると3種類の費用があります。
1つ目は、法律相談料といって、弁護士に法律相談をする際に必要となる費用です。
事務所によって異なりますが、30分5500円(税込)などといった値段を目にすることが多いのではないでしょうか。
2つ目は、着手金といって、簡易にいいますと、弁護士に依頼をする際に必要となる費用です。
3つ目は、成功報酬金といって、簡易にいいますと、弁護士が依頼された案件について結果を出した際に受け取る報酬となります。
事務所や案件の種類によって異なりますが、成功報酬として獲得金額の何パーセントかが報酬金となることが多いと思われます。
その他にも、手数料や要した時間に応じて報酬を請求するタイムチャージ方式などを採用している法律事務所もあります。
3 弁護士費用の考え方
弁護士費用は、法律事務所によって異なる場合が多い部分ですので、弁護士に相談・依頼をする際に、注意して見ておく必要が高いものです。
最近では、相談料を無料としている事務所や、案件によって着手金を無料としている事務所もあります。
さまざまな費用が必要になることを知っておいた上で、 相談者の方が抱える法律問題を弁護士に依頼して解決することでご自身にとって利益となるのか検討して、最終的に依頼をしていくということが弁護士費用を支払って弁護士に依頼をする際に大切なポイントとなります。
弁護士に依頼をする際に弁護士費用がいくら必要になってくるのかの見通しは、相談の際に弁護士に確認することが大切です。