弁護士名簿の登録について

弁護士となるには，通常，司法試験に合格し，その後の司法修習を終了する必要があり，これが弁護士に必要となる資格になります。

しかし，この資格がある場合についても，「弁護士名簿」に登録していない者については，弁護士として活動することはできません。

弁護士名簿は，日弁連に登録請求することになりますが，地域ごとの弁護士会を通じて請求が行われています。

そのため，司法試験に合格し，司法修習を終了した場合でも，弁護士名簿に名前の記載がない者が，依頼者の代理人となることはできません。

つまり，弁護士として活動している人は，司法試験の合格などの「弁護士となる資格」を取得し，さらに，地域ごとの弁護士会・日弁連による「登録の審査」に受かった人ということになります。

日常生活における法律に関係するトラブルには，借金問題・交通事故・離婚・住宅ローン・相続など多岐にわたる者があります。

これらの問題の全てを専門とする弁護士はいませんが，問題を抱えている場合は，それを専門とする弁護士に相談してみることができると思います。

弁護士への相談は，初回30分無料であることが多くなりますので，気軽に法律事務所に問い合わせてみると良いでしょう。